車検とは、国が定めた道路運送車両法による「自動車の定期検査」の事で、検査時において安全・環境基準に適合しているかどうかを確認するものです。自動車は、走行することや使用期間の経過などに伴い、その内部に多くの支障部分が出てきます。そこで2年に一度（新車は3年目）車検を通して自動車の支障部分を検査し、公の道路を安全かつ快適に走行できるようにすることが車検の制度です。
※車検は、その時点で自動車が安全・環境基準に適合しているか否かを判断するもので、今後2年間の安全を保証するものではありません。

上記5つの書類等をご用意していただきますが、以下の点にご注意ください。

（1）車検証（自動車検査表）
車検証は車に常備しておく事が原則ですが、万が一紛失した場合は、ナンバーと同じ所轄の車検場で（陸運支局または自動車検査登録事務所）再発行の手続きを行ってください。

（2）納税証明書
◎有効期限は切れていませんか？
毎年5月に自動車税を納付する事により発行される納税証明書において、有効期限が切れていると、車検を受けることができません。もし期限が切れている場合や、紛失した場合は、自動車税事務所にて再交付ができますので、まずは管轄の自動車税事務所にお問い合せ下さい。（再交付は有料の場合が有ります。）

◎継続検査用と書かれた方をご用意ください。
納税証明書は、継続検査用と領収書が一組になっていますが、領収書だけでは車検を受けることができませんので、継続検査用と書かれた方をご用意ください。

（3）自賠責保険証（自動車損害賠償責任保険証明書）
自動車購入時に必ず加入する保険の事で、任意保険ではありませんのでご注意ください。

（4）法定費用お預り金
車検の際には、法定費用「自動車重量税・自賠責保険料（自動車損害賠償責任保険）・検査登録手数料（収入印紙）」を先にお預かり致します。車によって金額が異なります。